アイマス 10thライブ 感想


7月18日、19日に開催された「THEIDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2015」に参加してきました。
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アイドルマスターは僕が最も熱中しているとも言えるコンテンツなので、その10周年ライブはなかなか思うところも多く、ここでは個人的な感想や思った事を書いていきたいと思います。

【7月18日】MAIN WORLD 765PRO

さて、まず今回の会場ですが、まさかまさかの地元「西武ドーム」でした!
西武ドームは僕の実家から自転車で40分程度の距離にあります。それだけ身近な球場がアイドルマスター10周年記念ライブの会場になると聞いて、なんだか少し得意げになったりもしました。なので、起きる時間も少し余裕があり、昼前くらいにのっそり起きてから、軽く昼食を食べて会場に向かいます。
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ちなみに駐輪場は無料でした。地元の人たちもこの駐輪場はよく利用するそうです。
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会場に着いてみると、人がごった返していました。確かに西武ドーム周辺は広くはないと知っていましたが、ライブの動員人数、約3万8千人が一同に会するととんでもない混雑具合になりますね。コミケを彷彿とさせます。

大体会場に着いたのが2時頃で、ちょうどらいどさんが到着したとのことなので、合流することにしました。らいどさんは今回僕にチケットを両日分恵んでくださった神のようなお方です。
今回僕はらいどさん、くろこさん、もう一人の方と4連番の中に混ぜてもらう形で参加しました。らいどさんとくろこさんは前から会ったことがあり、もう一人の方も気さくな方だったので、とても楽しくライブに参加することができました。やっぱり連番相手って大事ですよね。

外が暑すぎるので、開演は4時からですが2時半には会場入りすることにしました。f:id:key1P:20150721012210j:image
地元の西武ドームアイドルマスターのアイドルたちがズラッと並んでいると、それだけで感動してしまいますね。

会場に入るとまず目に入るのは巨大モニター
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1日目はアリーナD7列というかなりの良席に当たることができました。実はこれが人生初アリーナ席なのですが、いきなりこんな目の前にこれるとは思いませんでした。

席についてしばらく待機していると、いよいよ開演時間になりました。独特の緊張感の中、巨大モニターに映し出された高木社長が喋り始めます。その後、ぷちますPからの諸注意があり、いよいよ本番が始まります…。

一曲はもちろん「THE IDOLM@STER」!
屈指のコール曲で始まった1日目は最初からテンションマックスでした。
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ドームという広い会場を沸かせる765プロのアイドルたちのパフォーマンスは10年という長い年月の積み重ねで得た貫禄が振る舞いから見て取れるほど堂々としたものでした。
1日目は765プロがメインということで、懐かしい曲から新しい曲まで765尽くしという感じでした。5年前のアニマスからこの世界に入った僕としてはとても嬉しいセットリストだったです。
曲数は48曲と最近のアイマスライブらしくとても多いので、特に良かったところなどを取り上げていきたいと思います。

Pon De Beach
765プロの新しいCDシリーズとして最近発売された「MASTER ARTIST 3」。
その響の新曲がこの曲なのですが、新曲とは思えない堂々した歌いぶりを見て、改めて沼倉愛美という演者のポテンシャルの高さ、度胸の強さを感じ取りました。間奏部分のコールアンドレスポンスの部分では水鉄砲を持ったぬーが観客に向けて水を撒くというドームの円形ステージならではの試みもあり、特に盛り上がった楽曲だったと思います。ちなみに僕はあと一歩というところでぬー汁を浴び損ねました(泣)

自分REST@RT
すでに765のトップクラスのUOとして定着したこの曲ですが、さすが10周年、ドームライブともなると演者、観客共に気合が違い、今までの中でも最高の盛り上がりを見せました。ドームの中は綺麗なオレンジで染まり、その景色は圧巻の一言に尽きると思います。

Rebellion
こちらは響のソロ楽曲ですが、この歌の歌詞にある「真実の赤」に合わせてサイリウムの色を浅葱色から一気に赤に変えるという演出はこの曲の代名詞ともなっているでしょう。しかし、今回のそれは今までのものとは比べ物にならないほど統率され、綺麗なものでした。早くBDでもう一度確認したいものですね。

絶険、あるいは逃げられぬ恋
こちらは先ほど紹介したMA3の真のソロ曲です。この曲はミュージカル調というか、曲の途中の変調が激しく、難易度の高い曲です。しかし、そこはさすがの平田宏美さん。10年間の想いをぶつけるように、完璧なパフォーマンスで歌い切りました。曲の終わりに弾けるような拍手が巻き起こったのは、会場全体がその雰囲気を感じ取ったからでしょう。

細氷
こちらもMA3の千早のソロ楽曲。ライブの終盤には今井麻美さんが高らかに歌い上げ、会場の空気を締めるというのはアイマスライブの典型とも言える演出と言えますが、この曲は千早の曲の中でも特に難しく、それ故に素晴らしい。これをドームで完璧に歌い上げたあの姿はまさに孤高の歌姫、如月千早が舞い降りたと言っても過言ではないと思います。

私たちはずっと…でしょう?
この曲はアニメアイドルマスターの最終回で歌われた曲です。なので思い入れも深く、会場全体で合唱される「でしょう?」には深く感動しました。

Destiny
この曲はゲーム「アイドルマスター One For All」で解禁された新曲です。正直な話、僕は1日目はこれを見に来たと言ってもいいです。ライブの途中、全体でウェーブを練習したのですが、それがこの曲のための布石だったと思うと、憎い演出に脱帽するしかありません。実際に曲の間奏に合わせて行われたドームでのウェーブは素晴らしいものでした。中村繪里子さんの「皆さんと『運命』感じてもいいですよね?」から始まり、「あげる、終わらない全てを」の歌詞で終わるこの曲は、これからのアイドルマスター全てを表していると感じました。


特に素晴らしいと感じた楽曲だけを紹介しましたが、もちろん全体的に見てもとても素晴らしいライブでした。この後のアンコールを終えて、1日目は終了となります。また、新作の新情報などもあり、そのでも特に大きな盛り上がりを見せた1日目は大成功と言えるものでした。
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「7月19日」 MAIN WORLD 765PRO+CINDERELLA GIRLS+MILLION LIVE

さて、1日目の熱も冷めやらぬうちに寝て起きてみれば2日目が始まります。この日も昼頃に起きて(というか寝坊しかけて)昼食を食べた後に自転車で会場の向かいます。この日は昨日と比べ物にならないほど暑く、買っておいたドリンクを行きのうちに1本飲み干してしまうほどでした。本番中に倒れては元も子もないので、途中でドリンクを2本買い足して向かいます。

会場に着いて、まずコール本をもらいます。コール本は有志の方が実費で作ってくださっている冊子で、アイマスライブの際はできるだけ頂くことにしています。f:id:key1P:20150721021848j:image

その後、かなたさん、けろべーと会い、軽く話しました。この二人は特に仲良くさせてもらっているので、できるだけ会いたいと思っています。
時間が少し余っているので、名刺交換をした後、かなたさんと(レインボーライブの話をしながら)フラスタを見て回りました。フラスタとはフラワースタンドの略で、有志の方がお金を出し合って演者さんを応援するために送る大きな花束のようなものです。どれもこれも創意工夫が施されていて、キャラや演出さんへの愛が伝わってくるものばかりです。f:id:key1P:20150721022314j:image
特にこれなんかすごいですね。アニマス8話の情景がとても上手く表現されています。
また、cygemesさんの特大フラスタが圧巻でした。というか大きすぎてフラスタと呼んでいいものなのか微妙になるレベルでしたw
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そうこうしているうちに開演時間が近づいてきたので、僕らはそれぞれの席へと向かいました。2日目の席はここ。3塁側スタンドA22です。f:id:key1P:20150721022524j:image
昨日より距離はあるものの、3塁側ステージに近く、高さがあるので全体をよく見渡せます。(機材が少し邪魔ですがw)

昨日もそうですが、開演直前に巨大モニターにスターティングメンバーが発表される演出が良いですね。球場という会場をうまく活かしています。

そうこうしているうちに2日目が開演しました!今回は765、シンデレラ、ミリオンの3コンテンツが集合した、まさにTHEIDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLDです。

序盤からREADY!!お願いシンデレラThank you!と代表曲をぶつけてきて、会場のボルテージも一気に上がります。このライブ中に今井麻美さんが言った「765、シンデレラ、ミリオン3つの力がなければドームライブは実現しなかった」という言葉に嘘はないと思います。f:id:key1P:20150721025923j:image

さて、ここでも52曲中特に素晴らしいと思った楽曲を紹介していきたいと思います。

できたてEvo! Revo! Generation!
この曲は今放送されているアニメアイドルマスター シンデレラガールズの新ユニット曲です。
アニメの中でいくつかの新曲が発表されたのでどれかは来るであろうと思っていましたが、ニュージェネレーションの3人のライブは生で見てみたいと思っていましたので、この曲が来たことは嬉しかったです。

SMOKY THRILL
765プロのユニット「竜宮小町」として歌われる曲は7thライブ以来です。いつか聞きたいと思ってたので、願いが叶った感覚でした。また、この曲の途中であずささんの誕生日も祝われました。ちなみに望月杏奈役の夏川推奈さんもこの日が誕生日でした。キャラと演者が増えるにつれて誕生日もどんどん増えていきますねw

GOIN'!!!
この曲はアニメアイドルマスター シンデレラガールズで披露された全体曲です。シンデレラの曲の中でも屈指のUO曲であるこの曲は、今回初めてコールをするであろう人たちもたくさんいるはずなのに、ほぼ完璧とまで言えるコールと共にとてつもない盛り上がりを見せました。

ちなみにここからドリームメドレーへと突入するのですが、このメドレーが楽しくて楽しくて。シンデレラの曲をミリオンの演者が歌ったり、その逆だったり。選曲もよく、とても楽しめました。個人的に一番良かったのは李衣菜とジュリアのロックコンビによる「Twilight Sky」です。青とオレンジのサイリウムによる夕焼けの演出に包まれながら楽しげに歌う2人にはとても心打たれました。

my song
この曲は中村繪里子今井麻美釘宮理恵平田宏美たかはし智秋下田麻美の6人、つまり、このライブに出演している中で「10年間ずっと一緒にやってきた仲間」で歌われました。歌が終わった後、ほぼ全員が涙を流した感動のMCは会場に息を飲みつつ見守られていました。

ライブも終盤に入り、Star!!Dreaming!(新曲)、M@STERPIECEと名曲のラッシュに会場のテンションも最高潮になります。特に繪里子
さんの「今までで最高のM@STERPIECEを!」の言葉には鳥肌が立ちました。

興奮冷めやらぬまま、新情報が発表され始めますが、今日は昨日発表されなかったものもあり、会場はどよめきます。特に、ミリオンライブのアニメPVが流れた時は5時間のライブの後とは思えないほどの盛り上がりを見せました。

その後、大きなアンコールに応えるようにカーテンコールTHE IDOLM@STERアイ MUST GO!が歌われ、長かった2日間についに終止符が打たれました。
退場の際、繪里子さんが「またここに来られますように」と、紙テープを手すりにくくりつけ、会場の気持ちを一つにしました。f:id:key1P:20150721025849j:image


こうして、充実した2日間は幕を閉じました。
さすがに全400曲超えともなると、この曲が無かった、あの曲が聴きたかったなどの気持ちもありますが、それを加味しても素晴らしいライブだったと確信を持って言えます。それほど素晴らしい2日間でした。f:id:key1P:20150721030123j:image

その後、所沢まで戻り、友人のココスとその日のうちに打ち上げをしました。f:id:key1P:20150721030448j:image
正直2Lもポカリを飲んだ直後なのでかなりの勢いで酔っ払っていたのですが、語り尽くせるはずもなく、気づいたら朝になっていました。

とにかく、とても充実した2日間でした。この2日間は改めてこのコンテンツを追い続けていこうと改めて再認識するいい機会にもなったと思います。765だけでなく、シンデレラやミリオンも応援していくつもりです。全部まとめてアイドルマスターですからね。願わくば15年、20年と続いていってほしいものです。それではここら辺で感想レポートを終わらせていただきたいと思います。ここまで読んでくださった方がいるのなら、本当にありがとうございます。f:id:key1P:20150721031323j:image